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古民家リノベーションのすすめ

更新日:2023/02/10
 公開日:2022/07/01

こんにちは(^^)/
福山市のAEMフォーム(AEM不動産)です。

忙しい現代社会では、都会から古民家を購入して移り住む方も増えてきているようです。
古民家を利用して事業を始めたいという方も多いようで、あえて古民家の作りを活かしたおしゃれなカフェなどを見かけることも多くなりましたよね♪

今回は『古民家リノベーションの魅力』と『古民家リノベーションの注意点』についてご紹介します♪

古民家の定義とは?

まず初めに、「古民家とは?」という疑問から説明していきます。

古民家とは、イメージの通り建築年数が経過した日本家屋のことです。
国が制定する文化財登録制度においては、「50年以上経過している」ものが対象条件になっていますが、実は古民家が築何年以上のものを指すのか、明確な定義はありません!

「じゃあ、どこからが古民家と呼べるのか?」とちょっと困ってしまいますよね(>_<)
明確な定義ではないのですが、“一般的に「古民家」と呼ばれる家屋の条件”として以下があげられます。

・日本の伝統工法である木造軸組工法で建てられている
・茅葺屋根、草葺き屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い柱と梁を持つ
・築50年以上が経っている

古民家リノベーションの魅力とは?

文化財としても価値のある古民家は、近年リノベーションによって再利用されるケースも増えてきています。
また、昨今のコロナ禍で都会の暮らしを離れ移住して田舎生活を考える方や、DIYが流行り、あえて古民家を購入してリフォームやリノベーションを楽しむ人も増えてきました。このような都会の洗練された建物とは違った「古民家リノベーション」の魅力についてみていきましょう!

レトロな趣や雰囲気がある

古民家の最大の魅力は、まず木造建築が持つ美しさや独特のぬくもり、雰囲気です。
自然素材のみを使用した温かさや安心感もありますね。

古民家リノベーションでは、柱や梁など元々の素材が露出していることが多いので、それらをそのまま活かすような間取りや内装の仕上げを行います。柱や梁の建材が曲がっていたり、ごつごつしていたりするものをあえて残すことで、新しさと古さの落差をデザインの中に生み出すこともできます。
土間や縁側など日本家屋ならではの空間も活かし、古い家独特の色みや質感を感じることができるのです。

また、長く住むほど風合いを増し、生活空間そのものを味わい深くすることができます◎

税金面でおトク

固定資産税の額は、築年数によって左右されるため、築年数の古い古民家をリノベーションする場合、新築に建て替えるよりは固定資産税を抑えることができます。
古民家は建物の資産価値がそもそも下がっている状態です。
リノベーションで建物の資産価値が上がったとみなされても、新築で同じ規模のもの建てるよりは税金を軽減できるというメリットがあるのです!

開放的な間取り

一般的に古民家は天井が高く、室内の圧迫感を抱きにくいかと思います。
どこにいても家族の気配を感じられるような家族のだんらんを重視し、ゆったりと心地良く生活するための家であると言えます。
現代住宅に多い利便的でコンパクトな造りとは対照的で、家で過ごす時間の流れを楽しむ余裕を感じさせてくれることでしょう。

流行に左右されない普遍性

家のデザインにも流行りがありますが、古民家には流行にとらわれない普遍的な魅力があります。
新しいものはいずれ古くなり、流行り遅れになりますが、古民家リノベーションの場合は、もともとが古いものなのでトレンドにとらわれることがないのです。
また、スギやヒノキやなど立派な建材が柱や梁に使われているしっかりとした造りの建物が多いのも古民家の特徴の一つです。今ではもう手に入らないような建材や、歴史ある建物を活かすことは、地球にも優しくエコの観点からも注目ポイントです★

古民家リノベーションの注意点

これまで古民家リノベーションの魅力についてお伝えしてきましたが、快適に住むためにはデザイン性だけでなく、機能性もきちんと考えておく必要があります。古民家リノベーションを検討されている方は、事前に注意点を把握しておきましょう。

 

バリアフリー工事

バリアフリーの概念があまりない時代に建てられた古民家は、急な階段や室内の段差など、老後のことを考えると住みにくい部分もでてきます。
見た目の良さばかりに気を取られないように、老後も見据えるのであればバリアフリーにしておくことが必要です。

耐震補強・断熱工事

古民家は、耐震基準などが設けられていなかった時代の建物のため、耐震補強が必要になるケースがあります。また、伝統的な日本家屋は夏の過ごしやすさを考慮して風通しを良く造られたものが多いので、断熱リフォームをしないと寒いというデメリットもあります。

工事期間

古民家の場合、建築当時の図面が残っていないことも多いです。築年数にかかわらず、リノベーションを行う前には必ず建物の調査を行いますが、古民家の場合は築年数の浅い建物に比べて、時間がかかるケースが多いです。

また、いざ工事が着工して解体した際に破壊部分やシロアリの被害や腐食箇所が工事の途中で見つかることもあります。補修などの追加工事を提案することもあるので、プラスαで費用や工期が必要になることもあります。

古民家は、梁がものすごく太かったり、そのままの丸太が使われていたりと施工に時間を要する部分も多く、一般的なリノベーションよりも工期が長くかかります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
古民家リノベーションという選択肢が更に魅力を感じていただけたでしょうか?
しかし、実際に古民家をリノベーションするとなると、注意点でも挙げたようにさまざまな問題が出てきます。

古民家に憧れ、古民家をリノベーションしたいとお考えの方はぜひAEMリフォームにご相談ください!
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