実は、リフォームとリノベーションともに国で決められた明確な定義はないのです！

ただ一般的には、古くなった建物を新築時の状態に戻すことを「リフォーム」と言われています。
外壁の貼り替えやクロスの貼り替え、水廻り商品の交換など、古くなった部分を新築時の状態に戻す意味として使われます。

一方で、リノベーションとは、古くなった建物を新築時よりも性能などを高めることを指す場合が多いです。
ライフスタイルに合わせて間取りを大きく変える、デザイン性をよくするという意味で使われます。

リフォーム箇所、それぞれの価格帯はいくら？

クロス貼り替えは、選ぶクロスの種類にもよりますが、６畳間で6～8万円程度、１０畳間で10～１2万円程度と割とお値打ちに雰囲気が変えられるので人気です！

フローリング張り替え

フローリングの貼り替えにおいては、フローリング（集成材）の場合は６畳で5～１０万円です。畳からフローリングへの貼り替えは6畳で12～15万円程度となっています。

和室→洋室へのリフォームは、「畳からフローリングへ」「壁・天井も」「押入れもクローゼットへ」など洋室にしたい部分によっても様々ですが、全てを変えるとしたら６０～９０万円程度です。
プランによっては高額になってくるので、予算に合わせて箇所を決めるといいですね。

見積りをとる時のポイントは・・・

リフォームをするときに、今回はドアだけ、次は壁だけというように部分的にリフォームをするケースも多くみられます。
しかし、別々にすると材料費や人件費などが増えるのに対して割引率は少なくなり、まとめて行うよりも高くついてしまった、なんてこともあります。

お得にリフォームをするのであれば、予算にもよりますが何年後かのトータル金額も考えて部分的より複数同時のリフォームをオススメします！

リフォームをしたい場所が決まったら、まずは相場を知りましょう。相場を知ることで、不当な金額を提示してくるリフォーム会社から身を守ることができます。
複数の会社からの見積もりを取ることも有効と言えます。

見積りが出たら内訳をよく見ましょう。金額だけに目を向けるのは落とし穴。材料・施工法などをしっかり確認することが重要です。

そして、リフォームはしたいけど見積もり通りにいかないこともありますよね。そんな時のために資金計画を立てましょう。

フローリングのリフォーム時に、床を開けてみたら下地が傷んでいて、突然下地補修工事が必要なんてことは珍しくありません。なので、計画を立てる際には、追加料金が発生する可能性を視野に入れて計算しておきましょう。

リフォームローンとは改装や増築、修繕などの工事に適用されるローンのことです！
大規模なリフォームの場合、多くの費用がかかることもありますよね。そんな時に頼れるのがリフォームローンです。

・有担保リフォームローンは、借入額を大きく設定できるため大規模なリフォームに向いています。一般的に、住宅金融支援機構などの公的機関と銀行などでも取り扱われています。

・無担保リフォームローンは、比較的手続きが簡単であり、抵当の必要がないのがメリットです。
しかし無担保のため金利が高い場合が多く、短期間で返済できる見込みのある小規模リフォームに向いています。主に銀行で取り扱われています。

今回はここまで。

「リフォームにまつわる、知らないと損する情報を大公開！No.2」として次回に続きます！