格安トイレリフォームの相場や評判について
更新日:2019/01/23
公開日:2018/11/26
今回は、格安リフォームで失敗しないために、格安でトイレリフォームができる理由についてご紹介したいと思います。「激安」や「格安」という文言はとても魅力的ですが、「裏があるのでは?」と思ったことはありませんか?一度は思ったことがある、という方が多いと思います。ぜひ、下記のリフォームを失敗しないための情報を参考にしてみてください!
まずは格安かどうか比較するためにも、トイレリフォームの相場を知っておきましょう!
~トイレリフォームの相場~
[便器・便座の価格目安]
- 暖房・温水洗浄便座のみ・・・2~6万円
- 便器と便座だけというシンプルなもの・・・5~10万円
- 脱臭機能や暖房・温水洗浄機能が付いたもの・・・10~20万円
- タンクレスやフタ自動開閉、全自動洗浄などの高機能が付いたもの・・・20~30万円
[設置・内装工事の費用目安]
- 便座のみの交換・・・1~2万円(コンセント新設はプラス2~4万円)
- 便器の撤去・設置・・・2~5万円
- クッションフロアやクロスの張り替え・・・各2~5万円(0.5坪/フローリングやタイルはプラス2~5万円)
※タンクレスタイプの場合、手洗いを設置する必要がある場合は20万円前後
※トイレを和式→洋式に変更する場合は30万円前後
このように、トイレリフォームで和式から洋式へリフォーム、手洗いを新設するといった場合を除いて、設置費用に大きな差はありません。費用を左右するのは便器の性能や機能面であることがお分かりいただけましたね。これを参考にしながら、格安かどうかを見極めてみてください!
~メーカー希望小売価格にも注目~
実質的な価格の目安となるものとはズバリ、TOTOやINAXといったメーカーのカタログに記載されている「希望小売価格」です。
通常、トイレリフォームの業者はメーカーの希望小売価格の5~7割程度の価格で製品を販売するため、そこに業者の設置工事費を足しても、メーカー希望小売価格内で収まるのが一般的なのです。
その為、メーカー希望小売価格を上回る費用を提示された場合には、相場よりも高いと判断していいでしょう。
~どうして格安にできるの?~
格安かどうかが分かったら、次はどのようにして格安が成立するのか見ていきましょう。
トイレの便座は、毎年のように新商品が出ています。そのため、1~2年前の型落ち商品の場合は、少し安くなっていることが多いようです。これがお得にトイレリフォームをできる理由です。
平日の昼間など、業者の指定した日時にリフォームを行う場合は、費用が安くなる傾向にあります。工事期間をリフォーム業者の都合に合わせて指定することで、人件費を中心とした工事費用をおさえることが可能になるため、格安でトイレリフォームをすることができます。
トイレリフォームでは、商品の販売とリフォーム工事を別の業者さんが対応していることもあります。商品販売と工事が別になっているリフォーム会社は、販売と工事をまとめて行ってくれる会社に比べ、費用が割高になりやすいです。
一方、販売から工事までを全部一社で請け負うと、セット割引による格安トイレリフォームを実現しやすくなります。リフォーム会社としても、商品販売よりも工事のほうが利益を出しやすく、工事も一緒に依頼することで格安トイレリフォームが可能となります。
リフォーム会社の中には手抜き工事を行う悪徳業者もいます。工事を請け負い、短い工期でずさんな手抜き工事を行い、工事費用を安くすることで、格安トイレリフォームを実現させているケースもあります。
まず悪徳業者に騙されないために、自分で見抜くことが必要になってきます。工事を行うときは、最低でも3社から見積りをとりましょう。中身のしっかりしていない曖昧な見積りを出してくる会社は怪しいです。それを見抜くために複数の見積りをとり、中身を比較してみると、どの会社が適当な見積りの内容か見えてくるはずです。
このようにいろんな理由があって、「格安」が実現されています。なので条件が合えば意外とお得に素敵なリフォームが叶うのかもしれません。なので、最初から怪しい!と決めつけずに相談するのもいいですね。