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二重窓のリフォームのメリットやデメリットは?
更新日:2023/02/10
公開日:2020/06/05
こんにちは♪ AEMリフォーム(AEM不動産)です!
今回は二重窓のリフォームのメリットやデメリットを説明していきます!
そもそも二重窓って??
内窓とも呼ばれる二重窓とは、窓の内側にもう1つの窓を取り付けたものです。窓ガラスを2列に配列したものをイメージしてみてください。
また、二重窓に使われるガラスは一般的な窓ガラスとは異なります。大きく分けて「ペアガラス」「防音合わせガラス」「遮熱高断熱複層ガラス」「高断熱複層ガラス」の4種類があります。ここでお分かりいただけると思いますが、よく2重窓とペアガラスを同じモノだと思われる方がいますが、二重窓はリフォームの施工そのものを指していて、ペアガラスは、ガラスの種類の1種のことを指しています。混同しないようにお気をつけくださいね。
(※4種類それぞれのガラスに特徴があるので、目的に合わせたガラスを使用しましょう☆)
◎2重窓のメリット
先ほどのガラスの特徴に関わらず、二重窓自体のメリットを見ていきましょう!
①断熱
窓自体を2枚取り付けるので、それだけでも断熱性が上がります。窓と窓の間に空気の層ができるため、外気の影響を受けにくく、夏は暑さを遮断してくれたり、冬は部屋の暖かさをキープしてくれたりします。もし、防音や遮熱対策で検討されている場合は、窓ガラスも併せてリフォームするのがおススメです☆
②防音
二重窓にすると室内の気密性が高まるので、高い防音効果を発揮してくれます。幹線道路などの交通量の多い地域のお家がある方は、二重窓を取り付ける方も断然多くなっています。
③防犯
警視庁のサイトによると、戸建ての空き巣で最も使用されやすいのが窓からの侵入経路だと言われています。また、空き巣が最も嫌うのは「侵入に時間がかかりそう」な家となります。目安として・・・5分以上かかると7割の空き巣が侵入を諦めるそうです!その観点からすると、二重窓は侵入までの時間が長くなり、見た目からも防犯対策をしているというイメージを持たせやすくなります。二重窓は防犯面での効果が大きいといえますね。
④結露を防ぐ
二重窓は結露になりにくいのもメリットです!寒い冬、一般的な窓ガラスだと、室内の温度が上がると結露が溜まりやすいです。そもそも結露が起こる原因は、部屋の中の空気が冷たい窓ガラスに当たって冷やされて、空気中の水分が水に変わるためです。結露は窓周辺のカビや、湿気による腐食などの原因になるので、困っている方も多いかもしれません。。二重窓なら内側の窓ガラスの温度がそれほど低くならないので、結露対策になります。
◎2重窓のデメリット
続いて、デメリットを見ていきましょう!
①掃除の手間
二重窓にすると、外側と内側の窓ガラスそれぞれを掃除する手間がかかってしまいます。しかし、外からのゴミやホコリは外側の窓ガラスにしかつかないため、内側の窓ガラスはそれほど汚れるわけではありません。一般的な窓サイズなら、掃除の負担はそれほど変わらないと考えることもできます◎
①価格
二重窓のリフォームは、設置と窓ガラス代がかかります。「二重窓にする」だけで効果はある程度得られますが、より効果的にしたいと考えると窓ガラスもグレードを上げたくなってくると思います。。二重窓に採用される窓ガラスの中でも高性能なガラスは、一般のものより価格が高くなってきます。参考程度になりますが、例えば一般的な窓ガラスは1枚1万5,000円~2万円前後であるのに対し、高断熱なペアグラスは10万円程度となります。ここがリフォームするかどうかの判断で、最大のポイントとなるのではないでしょうか。
③換気が面倒・・
開け閉めが面倒で、「二重窓は換気がしにくい」と言われる方もいます。確かに、二重窓にすると外の空気を取り入れたい時、2回窓を開けなければならないことになります。風邪や感染症予防として定期的に換気することが理想とされる中で、気軽に開け閉めするには面倒だと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。。
以上、今回は二重窓のメリットとデメリットのまとめでした!
窓に限らず、いろんな箇所をリフォームする際は、良いことばかりでなく、デメリットについても知っておくことが重要です。人によっては、そのデメリットが全く問題にならないこともありますので、まずは両面を知ることが自分の納得できる選択につながります◎
防犯、結露、寒さ・暑さ、騒音などさまざまな対策に有効ですので、ぜひこれらのお悩みを抱えられている方は、ご検討してみてはいかがでしょうか?