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【豆知識】Low-eガラスって何??アルゴンガスって何??
更新日:2024/04/27
公開日:2024/01/14
みなさん こんにちは!
福山市のリフォームが得意な不動産会社
AEMリフォーム (AEM不動産) の藤本です!!
「住宅省エネキャンペーン2024」が2023と少し内容・補助金額が変わり始まります。
それに差し当たり、改めて窓に焦点を当てて基礎から書いていきたいと思います。
「LOW-eガラス」「インプラス」「アルゴンガス」「アルミ複合ガラス」などなど
一概に「窓」といっても横文字がいっぱいで
「Low-eガラス」と言われても
実際にどうなの??
「アルゴンガス」って何??
と思われている方も多いと思います。
実際に私もそうです。笑
そこで今回は
「Low-eガラス」と「アルゴンガス」について
お話していきます。
まず
窓断熱は必要??
当たり前のことですが
夏は暑い
冬は寒い
この日本の気候においてより
快適な室内温度を保ち快適な生活を送る為には
「室内の快適気温を外に出さない」
これが肝になります。
冬場せっかく温めた室内温度が
外に逃げていくルートとして
屋根や外壁・換気扇などがあげられますが
おおよそ半分以上は窓から逃げていっています。
夏は直射日光も合わさり7割近くが
窓に影響されています。
外気温憎し!!笑
そんな外気温という名の敵から
「快適さ」を守る為にはより効率的に
敵から侵入しにくくし、
中からの攻撃(光熱費)も最小限に抑える。
それが・・・
窓リフォームです。
その窓リフォームをお得にできる
「住宅省エネキャンペーン2024」!!
その中の「先進的窓リノベ事業」の性能水準として
「Low-e複層ガラス」「アルゴンガス入り」が
最低限必要となります。
Low-eが入っているから断熱性が向上します!!
アルゴンガス注入により断熱性能が~倍増えると書いてあります。
さてここからが本題ですが
「Low-eガラスとは何??」
「アルゴンガスって何者??」について。
Low-eとは何??
まず「Low-e複層ガラス」とは
Low-e金属膜をコーティングした複層ガラスです。笑
そのまんまですみません。
low-eの意味が
Low Emissivity(低放射)という意味です。
特殊な金属膜をガラスへ
コーティングすることにより
放射伝熱による熱移動量を少なくする役割が・・・
わかりにくいですね💦
簡単に言うと
”暖かい空気、君は冷たい空気さんのことが大好きで、すぐに冷たい空気さんのところへ行こうとする。がしかしそれをlow-eという壁を作られてしまい、行きにくくなってしまう。”
ちょっと悲しい話になってしまいましたが
そんな役割があります。
主には銀が主成分だそうな。
めでたしめでたし。
アルゴンガスって何者??
続いて登場するのが「アルゴンガス」
一見ポケモンに出てきそうな名前で
聞きなれないガスですが
我々が生活する大気の中で窒素、
酸素に次ぐ3番目に多く存在する気体だそうです。
元素記号で「Ar」だそうです。
無毒かつ不燃で無臭のガス。
常温では化学反応を起こさないことから
ギリシャ語で「怠け者」という意味のアルゴンと
つけられたそうな。
空気よりも熱を伝えづらい性質があり、
複層ガラスの中間層へ入れると、
ガラスの断熱性能が向上します。
また空気よりも重い性質がある為、
中間層での対流が起こりにくく、
先ほど出てきました熱移動量を
少なくする役割があります。
つまりはLow-eと共に、アルコンガスという
名のもう一つ壁を作るということになります。
そうすることで、
暖かい空気くんと冷たい空気さんは
ほぼ疎遠状態になるわけです。
ちなみに冷たい空気さんは暖かい空気が嫌いです。
以上「Low-e」「アルゴンガス」の豆知識でした。
こちらは窓サッシのオプションでもあります。
一般複層ガラスから比較すると
性能はもちろん向上しますが、
窓サッシ本体費用も上がります。
ですが、少しでもこのオプションを
理解していただく為に、書いてみました。
窓サッシとなると他にも
「樹脂サッシ」「アルミ複合サッシ」など
選ぶにあたり悩みポイントがいっぱいあります。
今後こう言った形で、
解説していきたいと考えております。
AEMリフォームは、住宅省エネキャンペーン2024の事業者に登録しています。
ご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!