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建替えとリノベーションどっちがいいの?
建替え VS リノベ
建替えとリノベーションで悩んでいる方が多いと思います。
新築
消費税率が10%にアップすることが見込まれていた2016年度には、駆け込み需要の発生で新設住宅着工戸数が約92万戸となるものの、2020年度には約76万戸、2025年度には約64万戸、2030年度には約53万戸と徐々に減少していくことが見込まれます。
2030年度の戸数は、バブル崩壊後のピークであった1996年度の約163万戸と比較すると、ほぼ1/3の水準に相当します(図1)。ただし、景気動向などによって、着工が前倒しされたり、先送りされたりすることにより、実際の着工戸数は変動する可能性があります。
図1 新設住宅着工戸数の実績と予測結果
リノベーション
国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、総世帯数は2020年の5,305万世帯をピークに、2025年には5,244万世帯に減り、その後も減少が見込まれます。空き家率の上昇を抑えるためには、世帯数の減少に応じて、総住宅数も減らしていく必要があります。
国土交通省の平成26年度「住宅着工統計」によると、2014年度の新設住宅着工戸数は88万戸で、5年ぶりに減少に転じました。NRIの予測*1では、2030年度までに新設住宅着工戸数が53万戸に減少すると見込んでいます。しかしながら、新設住宅着工戸数が減少しても、それを上回るスピードで世帯数の減少が見込まれます。このため、既存住宅の除却や、住宅用途以外への有効活用が進まなければ、2033年の総住宅数は約7,100万戸へと増大し、空き家数は約2,150万戸、空き家率は30.2%にいずれも上昇すると予測されます。
図2 総住宅数、空き家数および空き家率の実績と予測結果
同じ築20年の家であっても
それまでの メンテナンス の 状況 や 立地条件 によって
家の状態は大きく異なります。
1つの目安として
1981年(昭和56年)より前に建てたか否かが
Pointになります!!
1981年(昭和56年)に新しい耐震基準ができたので、それ以前に建てられた家は大掛かりな耐震リフォームが必要になります。
また、法的に建替えができない土地や、法改正によって前より小さな家しか建てられなくなっているケースもあります。
リフォーム | 建替え | |
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工事の前提 | 既存の住宅の行かせる部分を活かしながら、改修していく | 既存の住宅をすべてゼロから自由に設計していく |
費用相場 | 約300~2000万円 (内容によって異なる) |
約1000~4000万円 (内容によって異なる) |
改修費用以外の諸経費 | 基本はなし | 解体費、破棄費、建替え期間の 仮住まい費用+引っ越し費用 |
検討目安の築年数 | 部分リフォーム (特に水廻りや屋根、外壁は築10~20年、 大規模リフォームは築20~30年が目安) |
築30年以上が目安 |
間取り | 一部制約あり | 自由に設計可能 |
工期 | 約1ヶ月 | 約4~6ヶ月 |
○ メリット | × デメリット | |
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リフォーム |
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建替え |
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など家族の形はそれぞれ変わります。
まずは今後について、家族全員でじっくり話し合ってみましょう。
また数年以内に家族構成や生活スタイルの大きな変化が予測される場合にはその時点まで待ってから判断する方がいいでしょう。
4つ目のステップは
リフォームと建替えにかかる費用の見積りをとることです。
何も分からないうちに悩んでいても答えは出ません。
具体的な費用がでて、初めて比較し、選ぶことができるのです。
リフォームと建替え費用比較
そのリフォームの優遇措置も
見積りに入れて考えてみましょう!!